2015/05/23

「長崎の聖母」 ボストン公演 ③

5月19日

JREX様お手配のバスにて、ホテルをお昼過ぎに出発。

今日はマサチューセッツ工科大学(MIT)にてワークショップ。






この建物 W20棟4階・491教室にて
MIT内のCOOP
大鼓の白坂信行師
棟内の学食にて腹ごしらえ
巨大ブリトー(笑)


今日のワークショップは私も参加しました。
午後3時30分開始。
前日のダナ・ファーバー同様、先ずは主催者の挨拶、多田式江様の挨拶。

続いて清水寛二師による「能の紹介・解説」が約10分。

その後私が「能のワキ」について、10分強話させていただきました。
ボランティアの山本氏(大学を卒業したばかり)が通訳をしてくれました。




囃子方四人による「能の囃子の紹介、演奏」 約15分




最後に短縮版・能「羽衣」をお見せしました。



扇を釣り竿に見立てて











MITの学生さんや他校の学生さん、能に関心をお持ちの方々、満席約50名くらいの方が、最後の質疑応答まで、大変熱心に参加下さいました。
全部で1時間半以上。





終了後、タクシーにて在ボストン日本国総領事公邸へ。
総領事自ら我々をお迎えくださり、ボストンでのすべての催しの関係者とともに、食事をご馳走になりながら、歓談させていただきました。

残念ながらセキュリティのため、建物の写真撮影はNGでしたので、以下の写真は領事の了承済の写真です。

アメリカはさすがに大きいので、大使だけではなく、全米10か所以上に総領事を配置しているそうです。

このボストンの公邸は、以前は違う場所を借りていたらしいのですが、バブルの頃に、この建物を買い取り、改装して公邸としているそうです。
総領事は、古くて使い勝手が悪いとおっしゃってましたが、とても重厚感のある素敵な建物でした。
チェスナットヒルにあり、新緑が美しい!

左が総領事の姫野勉様、右が小鼓の飯田師
私との写真は超ピンボケ(T_T)
誰だよ、シャッター押したの(笑)
 
左より、シテ方安藤師、狂言(神父役)の小笠原師、JREXの青谷氏
小鼓の飯田師、私




我々からの御礼の込めて、「高砂・四海波」を清水師と飯田師で。
最後は楽師全員で「猩々」を謡わせていただきました。




姫野様は総領事に任命され、ボストン入り当日、Fenway Park で行われたRed Soxの公式戦の始球式で、ピッチャーをなさったそうで、その時のお話を本当に嬉しそうにお話しされていました。

大変美味しいご馳走をいただき、有難うございました。

 

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