2014/01/29

NHK-FM 能楽鑑賞「大原御幸」




昨日は朝 のうのう能「鞍馬天狗」の申合せの後、久々に NHKへ。
我々にはお馴染みの 505スタジオです。



NHK-FM 能楽鑑賞「大原御幸」

   放送予定 平成26年 2月 2日(日)

            午前6時~6時55分 NHK-FM

     シテ 建礼門院 地謡      梅若 玄祥
     
     シテツレ 後白河法皇      関根 祥六

     シテツレ 阿波の内侍 地謡  山崎 正道

     シテツレ 大納言局 地謡    川口 晃平

     地謡                梅若 紀彰

     ワキ 萬里小路中納言      宝生 閑

     ワキツレ 輿            宝生 欣哉

     同                  殿田 謙吉



休日早朝の放送ですので、私もリアルタイムで聴いたことはありませんが、能楽ファンの方は是非お聴きくださいませ。

シテ、法皇、ワキの謡は、本当に素敵でした。

ちなみにワキツレは冒頭の2分間です(笑)






同フロアーにある 食堂のメニュー 

いつもNHKに行くと、芸能人がいないか見るのですが、この日は クリス松村さんを
見つけました。


2014/01/24

2014/1/20~24 文化庁文化芸術派遣事業 ④

1月23日

朝10時半にホテルを出発。
再び八代市へ。

4日めの公演は 八代市立第七中学校

5時に学校を出発し、福岡市 ロイヤルパークホテルザ福岡にチェックイン。

この日から参加の野口能弘、琢弘君含め、ワキ方4人で もつ鍋「やま中」で食事。




1月24日

いよいよ最終日。でもこの日が一番ハードなスケジュールでした。


7時10分にホテルをバスにて出発。
博多港から8時発のジェットフォイルにて壱岐へ。
 壱岐郷ノ浦港までは1時間10分。



 
郷ノ浦港からバスに乗り、公演校へ行くまでの間、暫しの観光。

先ずは 一支国(いきこく)博物館へ。







この博物館は黒川紀章さんの最後の設計だそうです。

展望台からは原(はる)の辻遺跡が見えます。




この遺跡は今から約2000年前の弥生時代に栄えた多重の環濠を持つ集落です。
中国の歴史書「三国志」の中に書かれた「魏志」倭人伝には、邪馬台国をはじめ、様々な国の様子が記されておりますが、それらの国の中で、国の場所と王都の位置の両方が特定されるのは、国内で唯一「壱岐・原の辻遺跡」だけです。
57文字で壱岐に関する情報が記されており、立地的に豊かな自然に恵まれていること、多くの人が壱岐で生活していたこと、海を舞台に積極的に交流をしていたことについて書いてあります。
遺跡からは東アジア最古の船着き場跡や大陸との交流を物語る遺物が多数発見されています。
まだまだ発掘途中だそうで、これから実物の船や王墓などが発見されるかもしれません。


島中央部の盆地のようになっている所が、原の辻遺跡のあるあたりです。


壱岐島最高峰 岳ノ辻 標高約213メートル

また途中、日本神道発祥の地といわれる 月読神社へ。




最後の公演の学校は 壱岐市立石田中学校


学校を四時半に出て、郷ノ浦港からまた5時5分発のジェットフォイルで博多港へ。


帰りの方がやや波があるように思いましたが、揺れはほとんど感じず、あまり船が得手ではない私にとっては助かりました。

壱岐は若い人にとってはマリンスポーツが魅力の島でしょうが、浪漫あふれる一支国の歴史にもっとゆっくり触れてみたいと思いました。できれば生ウニの美味しい夏がいいかなあ。
でももう来れないでしょうね。


私は日曜日に大濠公園能楽堂での「鷹の会」があるので、博多港から福岡空港へ向かう本隊と港にてお別れ。

デュークスホテル中洲にチェックインして、お狂言の野村万禄氏と夕食。

寿司「やま中」

 http://www.sushi-yamanaka.jp/

一昨日のもつ鍋屋さんと同じ名前ですが、こちらは博多では随一の高級寿司店。
万禄さんの奥様がこちらのご主人の御嬢さんということで、万禄さんに御馳走になってしまいました。万禄さん、大将、有難うございました。











ピンボケの写真が残念ですが、どれをいただいても絶品。
至福の時間でした。

どうも食べログのようになってしまって申し訳ございません。

 

2014/01/23

2014/1/20~24 文化庁文化芸術派遣事業 ③




1月22日

天草から熊本市に入り、熊本城に立ち寄って 三井ガーデンホテル熊本にチェックイン。

まだまだお昼の焼肉がお腹に溜まってるので、少しお散歩をして、夜の8時半より有志で
市内の馬肉料理「むつ五郎」さんへ。






これだけでは留まらず なんと〆のラーメンまで

熊本ラーメン 「こだいこ」

体重増は避けられません。
もう深く反省してます
 

2014/01/22

2014/1/20~24 文化庁文化芸術体験事業 ②

1月22日

朝7時50分にホテルを出発して、本日会場の 熊本県立天草支援学校へ。

10時~11時30分 というコンパクトな公演です。

この学校のような、何かしらの障がいを持つお子さんたちの前で能楽公演をする事は、大変意義があります。
たとえ障がいをお持ちのお子さんたちでも、日本の文化に直に触れていただき、日本人の誇りを持っていただくことは大切です。
何より皆さんの鑑賞態度の熱心さ。校長先生からは「うちの生徒たちは本物の芸術がわかるんです。今日も皆の眼が輝いてました」と言っていただき、私たちも全身全霊を込めて勤めた甲斐がありました。



皆様からは見えない黒の暗幕の中は、こんな感じです。
このスペースやステージの上で着替えたり、装束を着けたりします。




12時には撤収も完了し、本日のお仕事はおしまい♪
ここからは食べログのようになってしまいますが、どうぞお許しを。

昼食 天草黒牛焼肉 「たなか畜産」



極上です♪

レバー、ハツ、丸腸、ギアラ もう新鮮!

当然上カルビ等のお肉もあったのですが、写真は撮り忘れました。





バイキング形式のカレー、牛丼がとっても美味しいし、おでんまでありましたが、さすがに食べきれません(笑)

舞台同様パワフルな 亀井広忠さん 
4月20日の九皐会別会「安宅」でご一緒させていただく遠藤喜久氏。
ごめんなさいm(__)m  でも人の事は言えません。皆のお腹が同じ状態です。







ここまでで東京へ帰る 大日方、御厨両氏と天草空港にてお別れし、バスは本日宿泊の
熊本市 三井ガーデンホテル熊本へ。


車中皆爆睡


潮位の干満差が8メートルあるという有明海。
潮が引いています。遥か向うに雲仙普賢岳が見えます。

熊本市内に入り、ホテルに着く前に、熊本城と加藤神社へ。



ご神体は勿論 加藤清正公

 
 10年計画の改修工事を終えた熊本城。
天守も見事!


この櫓は清正公築城時のままの姿

まさに名城です