2012/04/28

2012/4/30 先代渡邊荀之助 追善演能会



満仲  シテ 渡邊荀之助 ツレ 佐野登 ワキ 森常好
葵上  シテ 渡邊茂人  ワキ 殿田謙吉
半能  シテ 渡邊茂人  ワキ 苗加登久治

チラシでは「融」のシテは渡邊容之助となっておりますが、皆様ご存じのように先日逝去されましたので、長男の茂人氏が演じます。


先代荀之助師は三十三回忌ということですが、僕は子供の頃だったせいか、舞台でおシテを舞ってらっしゃるイメージがあまりありません。勿論見てない筈はないのですが・・

僕が小学6年生の時に「盛久」の太刀取(ワキツレ)をやった時に、「人の首を斬るんだよ。気合を入れて!」とご注意をいただいたのを覚えています。


容之助氏と当代の荀之助(他賀男)氏は、一回り以上離れた御兄弟です。長兄の容之助氏が荀之助の名前を譲られたのは、すでに容之助の名前が世間に知れていたという事もあったでしょうが、弟思いというか、やはり優しいお人柄が偲ばれます。

先代荀之助師を偲ぶのは勿論ですが、出演者全員、いやお客様も含め会場が一体となって、容之助氏の面影を回想しながら、この演能会を創り上げていくことと思います。

皆様の御来場をお待ち申し上げます。



2012/04/22

God Bless You Levon



元 The Band のドラマー リヴォン・ヘルムが
20日亡くなりました。

僕にとってのヒーローがまた一人
逝ってしまった。

ここ最近は精力的に活動していただけに
本当に残念!


The Bandのメンバーも残り二人に
なってしまったんだね。

独特なドラムテクニックもさることながら
あの声がハートに突き刺さった。

God bless you Levon and thanks!


2012/04/19

AC/DC & The Rolling Stones - Rock Me Baby





Stones と AC/DC の競演。
とにかくカッコイイなあ~♪

2003年 ドイツにて

2012/4/21 燦(さん)の会


4月21日(土)に目黒の喜多能楽堂で
第1回 燦(さん)の会が行われます。
この会は喜多流若手能楽師の佐々木多門、大島輝久、友枝真也の3氏が新たに発足した会です。

大島、友枝両氏の「二人静」、佐々木氏と師匠格の塩津哲生氏の「石橋」。

「二人静」は静御前本人の霊と、その霊が憑りついた菜摘の女との相舞が見所で、「石橋」は言うまでもなく、勇壮華麗な獅子舞。重く扱う披き物の曲です。

私は「二人静」のワキ、勝手明神の神職です。この曲は観世流で共演することが多く、掛け合い(セリフ)が違う喜多流相手は気を遣います。

喜多流では少し先輩たちの会に條風(じょうふう)会というのがありますが、それに負けない、まさに燦々とした会に成長されることを祈念いたします




2012/04/14

2012/4/13 銕仙会 「西行桜」



今日は銕仙会 「西行桜」 シテ浅見真州 のワキを勤めてまいりました。西行法師です。

あらすじ
都西山の西行の庵には見事な桜の老木が満開の花を咲かせている。西行が
一人心静かに桜を眺めていると、その桜目当てに花見客が訪れる。客を厭う
西行は世捨て人となっても俗世と離れられないことを嘆き、その煩わしさも
「桜の咎(とが)」だと歌に詠む。


花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の 咎にはありける

やがて日も暮れ、桜の木陰に佇む西行の夢の中に老人姿の桜の精が現れ、
「桜の咎」という西行に反論し、桜の名所を数え上げて閑寂な舞を舞う・・。


和歌の冒頭の部分は、当流が「花見にと」、観世流は「花見んと」と違っております。普通はワキがシテに合わせるのが大半ですが、歌が若干違ってても構わないという意見もあり、この部分はワキは流儀の言葉のまま謡うことが多いのですが、今日はシテがワキの言葉にお付き合い下さいました。別に何も相談はしておりませんが、おシテのご判断でしょう。流儀としても、こちらが変えるのか、はっきりさせておかなければいけない事かもしれません。


ワキにとっては、花見客が退場するまでの場面設定を表す謡やセリフ、また日が暮れてシテとの対話の謡が大変気を使うところです。揺れ動く気持ちを謡やセリフで表現するのですが、今日のお客様はどう感じられたでしょうか。少し若い西行をイメージして勤めたつもりですが・・・
終える度に課題が見つかります。

浅見先生の重厚な謡や、老木の桜の精とはいえ信念を感じさせる力強い序ノ舞が素晴らしかったです。


本来おシテの筈でした浅井文義氏は少し体調をくずされて、浅見氏に変わったのですが、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

満員のお客様、誠に有難うございました。




2012/04/11

2012/5/5  能って何? ~金沢

北陸地方の方に宣伝です。


能って何?

5月5日(土) 午後1時30分 開演    
石川県立能楽堂
料金 前売 2500円 当日 3000円  
高校生以下無料


狂言「棒しばり」 仕舞「橋弁慶」 能「土蜘」 
それぞれの前に解説あり


入場券取扱い
能楽堂事務所、県立音楽堂チケットボックス、香林坊大和プレイガイド


こちらからでも 金沢能楽会HP  http://www.kanazawanohgakukai.jp/whatisnoh2012.html


公益社団法人北陸支部 が主催する
能楽初心者向けの会です。


金沢市内の中学生は全員、今でも必ず7月に能楽堂で能を観ます。
しかし中学生に曲のあらすじや能についての説明を鑑賞前にしておかないと、却って「能は解らない。何言ってるか分からない」という観念を植え付けてしまいます。


この公演は狂言、仕舞、能の前に、しっかり解説を聞いていただき、能楽はこんなに面白いということを認識していただく目的で、年一回催しています。


今回は子供の日という事もあり、お子さんにも充分楽しんでもらえる番組です。

「土蜘」は蜘蛛の巣を投げる、あの曲です。


入場料は大人は2500円ですが、なんと高校生以下は
無料です。


ご父兄の皆様、この機会にお子さんたちと能鑑賞は如何ですか!



2012/04/09

70s Party Music Collections

70s Party Music Collections    Serected By Iioka



仕事帰りに時々和やかな時間を過ごさせていただいている
Lady Day (Cafe & Jazz Bar)   
 http://www.lady-day.jp/   の常連さんで、素晴らしいデザイナーであるイイオカ氏が曲をセレクトした
CD7枚組です。

各DISKのタイトルは
     ① Step Numbers 1  ② Funcky Numbers 
     ③ Slow Numbers    ④  Rispect Numbers 
     ⑤ Step Numbers 2 
     ⑥ Roppongi & Boobie  Numbers
     ⑦ 70s Later Numbers


気軽にSoul系の音楽を聴きたい時に最適です。

イイオカ氏はこのCDを武器に多方面で
活躍されたのでしょうね。

やるな~  イイオカ!

NO MUSIC, NO LIFE!



Photograph by Sha★Nary

2012/04/08

卒寿記念能 「半蔀」

昨日は水道橋宝生能楽堂に於いて
芦雲会(柏山聡子氏御社中の発表会)にお邪魔しました。

「半蔀」のおシテ鹿島 清様は、卒寿をお迎えになられたそうです。
卒寿っていうと90歳になられるわけですよね。
素晴らしいです。

楽屋でのご様子やお話しされる感じも、とても90とは思えません。

舞台でもお声やお謡もしっかりされているし
足腰の安定感も驚きです。
感服致しました。

私を始め共演の各役もおシテを立てて、無事にこの一曲が終わるように、神経を集中させて勤めているのが、はっきり解ります。わずかに舞の型を間違えても、囃子方はそれに合わせるし、地謡もおシテの運びのスピードに合わせて謡う。
まさに自由自在です。

私も師匠から素人能は、おシテがいかに気持ち良く舞台を勤められるか、それだけを考えろ。
自分はいらないと教えられています。

鹿島様には益々お元気にお過ごしになられますよう、お祈り申し上げます。

「半蔀」のワキは着流し僧なので
最後に私のキャラクター「殿田くん」を
UPしておきます。

2012/04/05

渡邊容之助師 御逝去

金沢能楽会の長老、宝生流シテ方の渡邊容之助師がご逝去されました。


度々入院されても必ず復帰されて、お元気なお姿で舞台をお勤めになられていたので、先日の北國宝生能でお顔を見ることができなくても、また近いうちに復帰されることを念願しておりましたが、寂しい気持ちでいっぱいです。


私の父よりは確か5つ年下でいらっしゃったかと思いますが、父は64歳で亡くなっておりますので、当時はまだ若かった私を随分ご心配下さり、あたたかい言葉をたくさんかけてくださいました。子供の頃からお相手をさせていただいた舞台は数えきれません。


大変温和な方で、大声を出されてる姿は一度も見たことがありません。また廻りの人のことを大変気遣い、我々中堅若手の話し合い(すぐ飲み会になってしまうのだが・・)にも積極的に参加され、ほとんどは黙って聞いてらっしゃるのですが、大事な時に適切なご意見で我々を導いて下さる、本当にお優しく、心配りが素晴らしい先生でした。


重厚なお舞台を拝見できない寂しさは勿論ですが、昔の能の事や、能のいろいろな事に大変お詳しい先生でしたので、もうお話しを聞けないのかと思うと残念でなりません。文才にたけてらっしゃったので、北陸の能楽の発信にもご尽力下さいました。


昨年秋に容之助先生から戴いた写真を掲載させていただきます。


左から 父保輔(当時 保雄)、容之助師、住駒明弘師
金沢の何処かでの宴会時の写真でしょう。30代の頃でしょうか。



先生、ご長男の茂人君はもう十分ご立派になられましたし、我々も茂人君と協力して
金沢の能を盛り上げていきますよ。ご安心下さい。


最後になりましたが、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

合掌。



2012/04/03

春の嵐

朝 申し合わせ(リハーサル)から帰ってTVを見ていると、全国的な春の嵐のNEWSの連続。
交通機関のマヒだけではなく、あちこちから風の影響でお気の毒にも亡くなられた方々の報告、富山県では7台ものトラックが横転等々。


970ヘクトパスカルって台風じゃないですか!

日テレ EVERYの木原さんの気象レポートも大変そう
です。

家内の実家も強風で、ガレージのシャッターが壊れた
とか。

東京も荒れてきましたねえ。

これから帰宅される方はどうぞお気を付けて下さいませ。

皆さん今日は外出は控えましょう。僕は今日は家で大人しくしてます。

そう言ってるうちに、金沢能楽会の重鎮が亡くなったという大NEWSが入ってきた。

明日にも詳細が入るでしょう。