2022/05/29

令和4年6月5日(日) 金沢能楽会定例能 能「雲雀山」「鵜飼」

 




先日収録しました、6月の金沢能楽会定例能直前インタビュー(You Tube配信)がYouTubeの金沢能楽会のチャンネルより配信されています。

能は「雲雀山」と「鵜飼」

割と上演回数の少ない「雲雀山」ですが、ワキ方としてはとても重く扱っている曲です。

あらすじや鑑賞の手引き的な事を、対話形式のインタビューの中でお話しさせていただきました。

事前に配信を見ていただいて、是非当日も生の舞台を御覧いただければと存じます。


入場料

前売り一般 2,750円/当日 3,300円

若者割※(30歳未満・当日のみ) 1,100円 ※受付にて年齢を確認できるものをご提示ください。
中学生以下 無料

石川県立能楽堂、石川県立音楽堂チケットボックス、金沢能楽会事務所で前売り券を販売しております。

金沢能楽会HPの予約フォームからもお申込みできます。


金沢能楽会定例能直前インタビュー 能「雲雀山」「鵜飼」 殿田謙吉 × 髙橋憲正 × 佐野玄宜 2022年6月

2022/05/19

2022/5/20 国立能楽堂定例公演「須磨源氏」

明日は国立能楽堂の定例公演。能「須磨源氏」に出演します。



1月から続く花シリーズの曲も今月あたりで一段落でしょうか。

そういえば今年は特別は桜の花見はできなかったですね。仕事への移動中の街路樹の桜は眺めましたが、少し残念。靖国の夜桜能も雨天で新宿文化センターにての開催でしたし。

源氏物語に取材した曲はいくつかありますが、光源氏が主人公なのは「須磨源氏」だけ。高貴な夜遊の舞楽をお客様と一緒に楽しみたいと思います。



2022/05/09

2022/5/8 九皐会「杜若」

昨日は九皐会五月定例会の杜若を勤めてまいりました。


能の中に出てくる植物、特に花は数多くあります。

春は梅、桜、藤、杜若という順序でしょうか。

「杜若」は、杜若の精が在原業平が詠んだ歌によって、草木である我が身までも成仏できたという曲です。

シテの装束もどこかに杜若の形がわかる装束を使い、舞も優雅に序の舞を舞います。

上演回数も多く、私も好きな曲の一つです。

矢来能楽堂は特に女を題材とした曲が気持ちがいいですね。舞台と客席が一体となって舞台を作る。それにぴったりの能楽堂です。



故郷金沢の兼六園の杜若もそろそろでしょう。今年は見れる機会があるでしょうか。