2014/08/28

北陸新幹線金沢開業が来年3月14日に決定!



北陸新幹線 金沢開業 3月14日に決定!

着工から約40年、待ちに待った金沢開業です。
開業まで200日を切った沿線各県では、高まる期待とともに準備作業が加速しています。


運行計画の概要は下記の通りです。

① 「かがやき」

   東京~金沢間を最短2時間28分で結ぶ。
   1日10往復。
   停車駅(予定)は 東京~上野(一部通過)~大宮~長野~富山~金沢

② 「はくたか」

   東京~金沢。
   長野以北のほぼ各駅に停車(詳細は開業3か月前に発表)
   1日14往復。他に長野~金沢で1往復。

   
③ 「つるぎ」

   金沢~富山のシャトル。
   1日18往復。すべて新高岡駅に停車。

④ 「あさま」

   東京~長野は1日16往復。


詳しいダイヤや料金は、「はくたか」の停車駅なども含め、開業3か月前に公表予定。

東北新幹線 東京~新青森の最速タイプが1日2往復(現在は20往復)だったことを考えると、開業当時としては異例の多さ。

JR西日本さん、本気ですね~。




北陸新幹線は元々東海道新幹線の代替え路線としての価値を認められていますが、北陸地方は人口のわりに観光等のマーケットとしての可能性が高いと言われています。

ひょっとして将来は「ドル箱路線」になるかも。

いしかわ観光特使を拝名している私と致しましても、もっともっと石川県の魅力を全国に発信し、PRに努めたいと思います。



個人的には、今まで自宅から金沢市内まで飛行機を使うと約4時間強、電車ですと上越新幹線大宮乗車で約5時間でしたが、開通すれば自宅から3時間半以内で到着。
飛行機よりは確実に速くなります。


加賀百万石の城下町金沢、能登観光(和倉温泉いいですよ!)、加賀温泉郷など、石川県は魅力いっぱいです!
魚はもちろん加賀野菜も美味絶品。
加賀宝生の能も忘れてはいけません。
是非石川県へお越しくださいませ。



最後になりましたが、私と群馬観光特使をなさってる観世流能楽師・下平克宏氏とで、開通を記念したイベントを計画中です。
これも乞うご期待!
 

2014/08/17

2014年9月の主な出演スケジュール


4日(木) 能と酒 饗宴 連吟 セルリアンタワー 18:30~


四海波 能楽堂





7日(日) 金沢能楽会 別会能 望月 石川県立能楽堂 13:00~





12日(金) 銕仙会 鵜飼 宝生能楽堂 18:00~





13日(土) 京都観世会 京都観世会館





14日(日) 九皐会 船弁慶 矢来能楽堂 13:00~





15日(月) 緑泉会 安達原 喜多能楽堂 13:00~





21日(日) 梅流会 鳥追舟 梅若能楽学院 13:00~





27日(土) 喜多流青年能 猩々乱 喜多能楽堂 12:00~





28日(日) 喜多流職分会自主公演 綾鼓 喜多能楽堂 12:00~











詳細はブログ右の能楽堂



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2014/08/16

2014年8月の薪能

富士吉田浅間神社から始まった今年の8月の薪能も、昨日の寒川神社相模薪能にて、無事終了しました。

前半の薪能は、台風の影響で雨天会場での上演が続き少々残念でした。
 

富士吉田の薪能は以前にUPしましたので、その後の三つをご紹介します。



8月9日 新潟県 高田城薪能 (雨天 上越文化会館)

下の写真は、開演前 能「吉野天人 天人揃」の天人(シテツレ)の場当たりの盗撮です。
どうぞお許しをm(__)m











8月10日 福井県 花筐薪能 (雨天 花筐小学校)

数時間前に台風が過ぎ去ったのですが、舞台が準備できず、雨天会場の花筐小学校にて。

萬斎効果か超満員のお客様で、会場は熱気ムンムン。いや~暑かったです。

本来の会場の花筐公園は、岡太神社はじめ 能「花筐」ゆかりの地ですので、近日中にご紹介します。

一番下の写真は、能「船弁慶」の子方(義経)役の渡邊真之助君と後見の茂人(しげと)親子です。







 


8月15日 相模薪能 寒川神社境内

風が強く暑い日でしたが、無事境内に設営された舞台にて上演できました。

写真は上が 能「江野島」 そう、あの鎌倉近くの江の島のお話しです。
下は 能「鞍馬天狗」
いずれも撮影は写真家の駒井壮介氏です。


森常好先生のお孫さん、常太郎氏のご子息颯真(そうま)ちゃんの初舞台でした。

茂好先生もさぞやお喜び事と存じます。おめでとうございました。


 

2014/08/07

2014/10/13 「調律師~ショパンの能」 新宿御苑 森の薪能



3年前にポーランドのワルシャワ、日本では東京と金沢で上演された新作能

「調律師 ~ショパンの能」を、新宿御苑 森の薪能の三十周年記念特別公演にて上演されます。


あらすじ

かつてショパンがジョルジュ・サンドとすごし、数々の名曲を産み出したフランス、ノアン村の別荘を、ショパンの友人である画家ドラクロワ(ワキ)が尋ねる。

そこに調律師(前シテ)が現われ、ピアノを調律し、演奏すれば、人は呼び寄せられ、音楽の限りない宇宙に魅せられる。

ピアノは私の宝の蔵であり、心の蔵であり、その中に我が命が聞こえるという。

調律師は自分はショパンのの霊魂だと明かし、夢での再会をドラクロワに約束して消える。

(中入り)

まどろむドラクロワにショパンの子守唄が聞こえ、さらに前奏曲の音にひかれるようにショパン(後シテ)がありし日の姿で現われ、音楽への想いとその本質を語り、自分の音楽が永遠に到るための一歩であるとノクターン(夜想曲)第7番により舞を舞う。やがてパリで客死した自分の心臓が納められている祖国に、我が魂を届けて欲しいと訴え、去ってゆく。

最期にノクターン第20番が、ショパンの霊を鎮めるように演奏される中、ドラクロワはノアンを去っていく。





能の謡や楽器がピアノと混ざって演奏されることはないのですが、ノクターンで能の舞を舞うシーンをお見逃しなく!

私はワキのドラクロワです。


申し訳ございませんが、チケット販売は チケットぴあ のみとなります。

チケットぴあ Tel. 0570-02-9999 (Pコード:438-217)  http://t.pia.jp/


入場料 S席 6,500円 / A席 5,500円  (販売枚数 S席 2,625枚 A席 634枚)

全席椅子指定席


皆様のご高覧をお待ち申し上げます。


大変残念なお知らせです。

当公演はデング熱の影響で中止が決定されました。

既に入場券をご購入の方は、ご迷惑をおかけしますが、払い戻しとなります。
  

   

2014/08/05

2014/8/2 富士吉田梅若薪能



数年ぶりに伺いました。

富士浅間神社に向かう中央高速で少し雨に逢いましたので、境内神楽殿での開演を心配しましたが、おかげでかなり涼しくなり、好条件での薪能開催となりました。

富士山が世界文化遺産に登録されて初めての開催。

我々演者も気が引き締まります。

私は、半能「藤」のワキツレと「鵜飼」のワキでした。

「鵜飼」は真如之月という小書付き。

真如の月や 出でぬらん の謡の後、シテの立廻りが入る上、今回は前シテが中入りせず、舞台上に残る(古式という事もあり)演出でした。




会場の「富士浅間神社」の写真を添付しておきましょう。撮影が下手で申し訳ありません。








2014/08/01

2014年8月の主な出演スケジュール


2日(土) 富士吉田梅若薪能 藤★ 富士吉田浅間神社 17:30~


鵜飼






3日(日) 観世会 花筐 観世能楽堂 11:00~





6日(水) 能と邦楽のススメ 忠信 宝生能楽堂 14:00~





9日(土) 久比岐能 高田城薪能 吉野天人 新潟 高田公園 18:00~


土蜘蛛






10日(日) 花筐薪能 船弁慶 越前市 花筐公園 17:00~





15日(金) 相模薪能 江野島 寒川神社 17:30~


鞍馬天狗






24日(日) 衣斐正宜後援会能 正尊 名古屋能楽堂 13:00~





30日(土) 観能の夕べ 黒塚 石川県立能楽堂 18:30~





31日(日) 時分の会 船弁慶★ 喜多能楽堂 14:00~











★はワキツレ



詳細はブログ右の能楽堂



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