2020/01/30

野宮神社(京都市右京区嵯峨野)「野宮」

清凉寺の後に「野宮神社」へ。久々でした。




まさに黒木の鳥居、小柴垣








竹の小径から野宮神社の辺りは、噂のとおり外国の方々でいっぱいでした。笑







伊勢斎宮・源氏物語旧跡


野宮神社 野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれます)が伊勢へ行かれる前に身を清められたところです。
 嵯峨野の清らかな場所を選んで建てられた野宮は、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた聖地でした。その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写されています。
 野宮の場所は天皇の御即位毎に定められ、当社の場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子内親王が最初とされています。斎王制度は後醍醐天皇の時に南北朝の戦乱で廃絶しました。その後は神社として存続し、勅祭が執行されていましたが、時代の混乱の中で衰退していきました。
 そのため後奈良天皇、中御門天皇などから大覚寺宮に綸旨が下され当社の保護に努められ、皇室からの御崇敬はまことに篤いものがありました。

黒木鳥居と小柴垣は平安の風情を現在に伝え、源氏物語、謡曲野宮でも有名な当社は、嵯峨野巡りの起点として多くの方が訪れられます。えんむすびの神様、子宝安産の神様として全国から崇敬を集めています。

清凉寺(嵯峨釈迦堂・京都市右京区嵯峨)「百萬・百万」「融」

1月22日、片山定期能お申し合わせの時に、嵯峨清凉寺へお参りさせていただきました

能「百万(百萬)・ひゃくまん」の舞台ですし、能「朝長」のワキはこの寺の僧侶です。

「せいりょうじ」だそうですが、我々は舞台では「しょうりょうじ」と言っております。




法然上人




仁王門 



本堂





本堂北 渡り廊下から見た弁天堂 





弁天堂西 川中島
秋の紅葉は見事でしょう











大方丈の庭園
枯山水(小堀遠州作)
家康の息女一照院の位牌所



阿弥陀堂

阿弥陀堂前の梅
梅花が香しい


狂言堂








源 融公の墓



一切経堂



鐘楼

境内の「竹仙」さんにて湯豆腐をいただいて帰りました。ご馳走様でした♪










白味噌のお椀が美味でした






2020/01/25

殿田が「殿田」さんで


1月22日は京都にて片山定期能70周年記念特別公演「恋重荷」のお申し合わせでした。

日帰りでしたので帰りの新幹線に乗る前に、八条口南の「殿田」さんにて昼食。





出し汁が抜群に美味しい「たぬきうどん」

「たぬき」というと各地で感じが変わりますが、このお店は私の故郷の金沢と同じで、餡でとじてあります。

殿田が「殿田」で。決して親戚ではありません。笑

2020/01/11

渡貫多聞 能楽師ワキ方として能楽協会に入会 ~北國新聞記事

https://t.co/TriWua2R6m


金沢にて私が指導しております渡貫多聞が、この度公益社団法人能楽協会に入会し、プロの能楽師ワキ方として、修行を重ねて行くことになりました。


私共々、ご指導ご鞭撻のほど、何とぞ宜しくお願い申し上げます。


この記事を掲載いただきました北國新聞社様に、心より御礼申し上げます。



2020/01/02

謹賀新年~ 2020 令和二年

皆様あけましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になり、心より御礼申し上げます。

本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。


還暦も過ぎ、心機一転頑張りたいと思います。



令和元年12月21日 下掛宝生流能の会 能「羅生門」

シテ粟谷明生 ワキ殿田謙吉 太鼓小寺真佐人

写真提供 前島写真店 成田幸雄