朝10時半にホテルを出発。
再び八代市へ。
4日めの公演は 八代市立第七中学校
5時に学校を出発し、福岡市 ロイヤルパークホテルザ福岡にチェックイン。
この日から参加の野口能弘、琢弘君含め、ワキ方4人で もつ鍋「やま中」で食事。
1月24日
いよいよ最終日。でもこの日が一番ハードなスケジュールでした。
7時10分にホテルをバスにて出発。
博多港から8時発のジェットフォイルにて壱岐へ。
壱岐郷ノ浦港までは1時間10分。
先ずは 一支国(いきこく)博物館へ。
この博物館は黒川紀章さんの最後の設計だそうです。
展望台からは原(はる)の辻遺跡が見えます。
この遺跡は今から約2000年前の弥生時代に栄えた多重の環濠を持つ集落です。
中国の歴史書「三国志」の中に書かれた「魏志」倭人伝には、邪馬台国をはじめ、様々な国の様子が記されておりますが、それらの国の中で、国の場所と王都の位置の両方が特定されるのは、国内で唯一「壱岐・原の辻遺跡」だけです。
57文字で壱岐に関する情報が記されており、立地的に豊かな自然に恵まれていること、多くの人が壱岐で生活していたこと、海を舞台に積極的に交流をしていたことについて書いてあります。
遺跡からは東アジア最古の船着き場跡や大陸との交流を物語る遺物が多数発見されています。
まだまだ発掘途中だそうで、これから実物の船や王墓などが発見されるかもしれません。
島中央部の盆地のようになっている所が、原の辻遺跡のあるあたりです。
壱岐島最高峰 岳ノ辻 標高約213メートル
また途中、日本神道発祥の地といわれる 月読神社へ。
最後の公演の学校は 壱岐市立石田中学校
学校を四時半に出て、郷ノ浦港からまた5時5分発のジェットフォイルで博多港へ。
帰りの方がやや波があるように思いましたが、揺れはほとんど感じず、あまり船が得手ではない私にとっては助かりました。
壱岐は若い人にとってはマリンスポーツが魅力の島でしょうが、浪漫あふれる一支国の歴史にもっとゆっくり触れてみたいと思いました。できれば生ウニの美味しい夏がいいかなあ。
でももう来れないでしょうね。
私は日曜日に大濠公園能楽堂での「鷹の会」があるので、博多港から福岡空港へ向かう本隊と港にてお別れ。
デュークスホテル中洲にチェックインして、お狂言の野村万禄氏と夕食。
寿司「やま中」
http://www.sushi-yamanaka.jp/
一昨日のもつ鍋屋さんと同じ名前ですが、こちらは博多では随一の高級寿司店。
万禄さんの奥様がこちらのご主人の御嬢さんということで、万禄さんに御馳走になってしまいました。万禄さん、大将、有難うございました。
ピンボケの写真が残念ですが、どれをいただいても絶品。
至福の時間でした。
どうも食べログのようになってしまって申し訳ございません。
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