2015/05/16

「長崎の聖母」 ニューヨーク公演 ③

5月15日

NY公演初日 無事明けました。
切符は3日間とも Sold Out.

この公演の実現にご尽力下さった皆様に、心より御礼申し上げます。



今日は2日目。
昨日のニューヨーク共同通信社の新聞より、「長崎の聖母」の写真と添付します。



公演初日のもようは、東京の山手線内のモニターにもダイジェストで流れたそうです。

初日はまだまだ時差ボケの真っ最中で、粗相がないようにと、とても緊張した舞台でした。
なんとか無事に終えることができました。

私は津和野から長崎浦上へ原爆の惨禍を訪ねる旅の者。


こんな格好です。
ちなみに下は長袴ではありません。




初日終了後のJapan Society主催のレセプションでは、お客様のほとんどが参加下さり、中には各界の著名人がいらっしゃいました。

日本人では、昨今注目の映画やドキュメンタリー監督の想田和弘氏もいらっしゃいました。


いろんな方に今日の舞台の感想を伺うと、「長崎の聖母」は大好評で、能と聖歌隊のコラボも、まるで違和感なく、とても感動的に拝見した、とのご意見を頂戴いたしました。

個人的にも好意的な意見をたくさん頂戴し、うれしいと同時にほっとしております。

しかしながら「長崎の聖母」の前に上演した「清経」は、皆様「アメイジング! ワンダフル!」を連呼されてました。600年以上絶賛されてきた世阿弥の名作です。
人間の感情は、古代も現代も変わらないことを実証されましたね。



今日2日目も無事終了しました。

終了後ロビーで信じられない方々と写真を撮ることができました。


向かって私の右の方は、写真家の杉本博司氏(今日本人で一番高値が付く男と言われています)、その右がJapan Society芸術監督の塩谷陽子氏、私の左がJazz Bassのアンソニー・ジャクソン氏(もうびっくり!大ファンです)、その右が「フォーサイス」のダンサー安藤洋子さん(素敵です)。このような有名な方々と同じ写真に入らせていただき光栄です。




芸術監督の塩谷氏は、実は私の藝大時代、学科こそ違え同学年で、同じ音楽学部でも、私は邦楽科、彼女は楽理科。また彼女も私も観世流の浅見重好氏と共に、バスケット部に所属しておりました。もちろん能の2人は宴会部門担当でしたが(笑)我々は彼女のことを「シーナ」と呼びます。



最後にJapan Societyの舞台裏を暴露しましょう(笑)

ホール横の楽屋は狭い部屋が2つ。バックステージももちろん着替えに使っております。





写真の板が、ステージの後ろの黒い板です。

さあ明日はNY公演最終日。しっかり勤めましょう。

舞台前に肉でも食べに行くか。NYは肉でしょ。


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