2012/02/24

Karla Bonoff & J.D.Souther at Billboard Live Tokyo


初めて Billboard Live Tokyoに行きました。
カーラ・ボノフとJ.D.サウザーのデュオライブ。



二人とも70年代のウエスト・コースト・サウンドを代表するシンガー・ソングライターです。カーラはリンダ・ロンシュタットへの曲の提供で有名で、自演ヒット曲も数多い。
J.Dは同じく彼女でもあったリンダへの曲の提供やプロデュース、またEaglesの名曲の共作者でも有名です。


70年代当時、中高生だった僕にとってこの二人は、隠れたアイドルでした。
感動が覚めませんが、今夜のStageを思い出してみましょう。曲名、曲順が間違ってたらごめんなさい。


午後7時、ほぼ定刻に開演。先ずは紫のスーツがかっこいいJ.DがStageに上がり、Karlaを紹介。Karlaはレギンスにショートブーツ、ロングセーターで登場。
先ずはKarlaがSoloで。PianoとGuitarで2曲ずつ。その後Karlaが一旦降りて、J.DのGuitarでのSolo。「The New Kid In Town(Eagles)」「Silver Blue(途中Bye Bye Blackbirdを挟む)」「The Last In Love」「You're Only Lonely」。
J.Dが再度Karlaを呼びデュオに。
J.Dが「I Love This Woman!」に観客がピーピー!さすがプレイボーイ!


二人ともGuitarで自身の曲を交互に。「Someone To Lay Down Beside Me(誰か私のそばに)」「White Rhythm And Blues」。ここでThe Everly Brothersの「Let It Be Me」。二人の素晴らしい歌声に大歓声。そう言えばこの曲、竹内まりあがライヴ復帰武道館コンサートで、山下達郎とデュエットしてたなあ。最後はEaglesの「The Best Of My Life(我が愛の至上)」。
さてアンコール。二人揃ってStageに上がるが、普段ほとんどPianoを弾かないJ.DがPianoの前に座り、何か弾き始めると、楽器を持たないKarlaが、そんなの聞いてないわよ!って感じで困った顔。たまらずKarlaが「Near Me!」。会場大爆笑!
楽器はJ.DのGuitarだけで「Simple Man Simple Dream」と最近のJ.Dお得意のスタンダードをデュエット。
J.D「See You Second Stage!」。僕は1回めだけなんだよ~



この会場はBlue Noteを少し大きくした感じで、Stageの上がはっきり見えるし、会話もはっきり聞き取れる(英語が解ればですが・・・)ので、ゆったりとLiveが楽しめるので素晴らしいですね。

たしかKarlaは今年で還暦(日本式でごめんなさい)、J.Dに至っては60代後半。でも歌唱力、声量、艶 すべてが現役。中学時代にレコードで聴いた声と、まったく変わりません。二人があんなに楽しそうに歌ってるのを見て、感動して涙が出てきました。とにかく、おしゃれ、ダンディー、キュート!


帰りの電車の中、あの頃の想い出が走馬灯のように駆け巡り、能楽師になりたくなくて悩んだ日々が懐かしく思われます。もちろん後悔は全くしてません。


Liveは本当にいいですね。能もやっぱり能楽堂がいいですよ!

NO MUSIC, NO LIFE.


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