2012/06/18

Stevie Wonder / Talking Book





このCD(LP)について書く理由は、私がStevie WonderのLPの中で、この「Talking Book」がBestだと思ってるからではありません。


私が中学時代から洋楽を聴くようになって、ポップス、ロック、ブルース、フォーク、カントリー、ソウル、ファンク、ジャズ等、幅広く聴ける耳を作ってくれたミュージシャンの一人がStevie Wonderで、R&B系として最初に聴いた曲が「Superstition」でした。クラシックだけ聴かないみたいですが、藝大音楽学部時代の影響でしょうか、時々、特に海外で聴きますし、オペラは現地のオペラッタで観ます。


名作の多いStevieの作品群からBest 1を決めるのは至難の業です。


私が洋楽を聴くようになったのは、中学1年の最後の頃、友達の間で話題になっていたラジオ番組「All Japan Pops 20」のおかげです。
AM文化放送系だったでしょうか、みのもんた氏が進行役をつとめ、毎週末に放送。それを必ずラジカセに録音し、ランクをノートに書き留めるという熱の入れ様でした。
この番組は、邦楽以外の全ジャンルを洋楽とみなし(当たり前か?)、レコードの売り上げ、ラジオへのリクエスト数等を集計し、1位から20位までランクを付けて曲を流すという、我々洋楽初心者には打ってつけの番組でした。

気に入ったシングルから、そのアーティストのLPを聴いていく、その繰り返しでした。


「Talking Book」では「Superstition」の他に、「You Are The Sunshine Of My Life」というまったく違うタイプで、ポップスとも言える曲が大ヒットしました。この曲趣の幅広さに驚き、どんどん洋楽にのめり込んで行ったのを思い出します。


能でも音感、リズム感は大切です。


上のYoutubeの映像、ロックファンならば解ると思いますが、この二大スターの競演。
最高ですね!

NO MUSIC, NO LIFE。



2 件のコメント:

  1. ホンチです。

    懐かしいですね。
    オールジャパンポップス20。
    私も中学生時代よく聞きました。
    もうひとつ、
    NHK-FMの日曜18時からのリクエストコーナーも毎週聴いておりました。

    中学、高校時代以外はほとんどクラシックしか聞いていない私ですが、
    当時よく聞いた音楽がコマーシャルのBGMで流れると、
    つい聞き入っています。
    きっと同世代の人が選曲しているのでしょうね。

    最近では、ソフトバンクの携帯の宣伝で、
    ディープパープルのスモークオンザウォーターが流れていました。

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    1. コメントありがとうございます。

      ホンチ君のお家でS&Gのレコードを聴いたのを思い出しました。
      いろんなTV番組の挿入曲も我々の学生時代によく聴いた曲が使われてますね。きっとディレクターが我々世代なのかな。

      除染作業等で大変でしょうが、頑張って下さい。

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