http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140418/k10013837421000.html
ノーベル文学賞を受賞したこの作家の訃報を見たのは、つい先日でした。
藝大在学中、「百年の孤独」に挑戦してみたのを思い出した。
あらすじはインターネット等で検索していただければお分かりかと思うが、自分としても、はたして完読したのか記憶がない。
とにかく読みずらかったという印象しかない。
血の近いもの同士が結婚すると、豚の尾が生えた子が生まれる・・・
ある一族の100年の歴史を描くわけだが、外国人の名前によくある父親や祖父の名前を受け継ぐ慣習のせいで、同じ名前の人物が何人も出てくる。
少しでも気を抜くと、あれっ 誰だっけ? となる。
それらの周囲の出来事が、心情描写など無く、ただひたすら描かれてゆく。
そこには数多の宗教観があり、しかも現実と空想の区別が、読者には付けにくい。
では何故この本は大ベストセラーになり、ノーベル文学賞を受賞したのだろうか?
この世界中の宗教観が描かれていることで、共感する多くの読者を獲得する事ができたからだろうか。
それを再考してみるのも、いいかもしれない。
最近めっきり読書をする時間が減ってきた。
いつの日か再挑戦してみようか。
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