2013/04/06

金沢能楽美術館

金沢能楽美術館

http://www.kanazawa-noh-museum.gr.jp/




昨日無料開園の兼六園を出た後、兼六園広坂口より約徒歩2分の
金沢能楽美術館に寄りました。

中に入り先に2階の特別展を拝見して下に降りると、後ろから「こんにちわ」の声が。 見れば金沢能楽会笛方の吉野氏。
なんと4月よりこの美術館の館長に就任されたそうです。
吉野氏は金沢能楽会囃子方の重鎮。現役の能楽師が館長に就任するのは異例かもしれませんが、より新しく現場に即した展示企画や催しが行われるのではと期待しております。誠にご苦労様です。




加賀宝生と言われる金沢能楽会の歴史、能装束や楽器の展示や説明、特集を組んでお見せする特別展など、見どころも多いのですが、私は注目したのは、お客様に上の写真の装束を着て、能面を付けた感じを味わっていただくというサービスをしている点です。

入館料の300円のみでのこの企画。
ほとんど方が能装束を付ける機会なんてないでしょうし、能をまだご覧になったことのない方は勿論、外国人の方にもお奨めします。
面(おもて)を付けた時の視界の狭さを直に感じていただけますよ。
着付けはしっかり能楽師から指導を受けたボランティアの方がなさってます。


全国的人気の金沢21世紀美術館のすぐ横です。
未体験の方は是非お出かけくださいませ。



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