2016/06/13

2016/8/10 下掛宝生流 能の会 ~ワキがクセを舞う





約3年半ぶりの流儀の会です。

~ワキがクセを舞う~

能「紅葉狩」のクセは、普通はシテが舞うのですが、平維茂(たいらのこれもち)が鬼女にすすめられた酒を呑み、上機嫌で曲舞を自分が舞うという演出です。

流儀の仕舞(脇仕舞)は、6~7曲はあると思いますが、その中にも「紅葉狩」のクセがあります。

もう30年近く前に、世田谷区砧公園での芝能で、閑先生がクセを舞われたのを私は見ております。工藤氏、常好氏とともにワキツレで出ておりました。

今回欣哉先生が舞われます。
男が舞うわけですから、おそらくシテ方が舞うより力強い舞になるかと思います。




また「大蛇」の仕舞は通常1人で舞うのですが、今回はシテ方との相舞となります。
八岐大蛇と素戔嗚尊のリアルな対決シーンが見どころです。


梅若玄祥師の仕舞「遊行柳」クセの地謡を当流で謡い、ワキ方だけの連吟「鷺」、山本東次郎師他の狂言「月見座頭」など、見どころ多い内容となっております。


私は、仕舞「大蛇」の地謡と、能「紅葉狩」のワキツレに出演させていただきます。



お申し込みは、下掛宝生流ホームページ からお願いいたします。

http://shimohou.com




皆様のご高配をお待ち申し上げます。

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