2014/10/06

2014/9/28~30 文化庁文化芸術育成事業 ~京都府

公財法人 鎌倉能舞台(中森貫太師代表)の一員として、文化庁文化芸術育成事業での公演で、京都府の丹後丹波地方へ行ってまいりました。

9月28日が与謝野町立与謝小学校、29日は京丹後市立かぶと山小学校、30日が園部高等学校附属中学校。

前日27日夜に京都市内に入り、APAホテル京都祇園に宿泊。
翌朝8時20分にバスにて出発。与謝野町へ。

途中バスの中から能「大江山」で有名な大江山連峰を見る。
最高峰の千丈ヶ嶽は833M。


与謝小学校校庭では金木犀が秋の香りを漂わせています。


さて舞台。狂言「柿山伏」 能「安達原」


体育館に簡易能舞台を楽師自身が設営します。

普通体育館にあるステージ(舞台)は「額縁舞台」といいます。
この形式の舞台は、演者の横の動きは分かるが、前後の動きが分かりずらいという欠点があります。
能舞台はご存知のように舞台が客席にせり出して(舞台の回りを客席が囲む)おり、演者の動きや謡(セリフ)が聴き取りやすいようになっておりますので、なるべくその環境に近づけるために、このような舞台を設営します。
但し生徒数が多い場合は、ステージの上に設営するほかはありませんが・・・


終演後バスにて与謝野町の橋立ベイホテルへ。

チェックイン前に、日本三景の一つ「天の橋立」へ。
私は小学校の時、両親と行ったことがあるのですが、40年以上も前でしたので、実に懐かしかったです。


お決まりの「股のぞき」 笑 目がクラクラします。






風光明媚な所ですが、橋立近くの繁華街からはかなり遠いので、皆で夕食をした後は、ホテルでゆっくりしておりました(笑)。

部屋からは遠く天の橋立が見えます。


最終日の園部高等学校附属中学校にて公演を終え、バスにて京都駅へ。
2公演を残し、一足先に東京へ帰る失礼を詫びながら、メンバーとの別れの挨拶を終え、新幹線にて帰京。


多少疲れましたが、生徒たちの興味深々の眼つき、明るく元気な態度を見ていると、充実感でいっぱいです。

また12月に富山へ参ります。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿