2014/05/19

2014/5/31 燦の会 「自然居士」「三輪」



月末の公演をご紹介させていただきます。

第4回 燦の会 目黒 喜多六平太記念能楽堂

午後2時開演  能「自然居士」 「三輪」 狂言「酢薑」


私は「自然居士」のワキ、人商人の役で出演します。

ワキの役の中でこの役は、一番品のない、極悪人なのではないでしょうか。

京都東山の雲居寺(うんごじ・ワキはうんこじ と言います)にて説法をしている自然居士(じねんこじ)という説教者のところへ、一人の少年が人商人に身売りして得た小袖を布施として、親の供養を頼みにやってきます。
朝から行方が分からなくなっていたこの少年を人商人が見つけ、無理やり連れていく。
居士は後を追い、大津にて船に乗ろうとする人商人に追いつきます。

ただで少年を渡すものかと色々難題を出す人商人と、散々になぶられても耐え忍び、芸づくしを見せる居士との緊迫感溢れる言葉のやり取り。


世阿弥の父、観阿弥が作った名曲です。


先日、私が燦の会のメンバーから受けたインタビューの文章が、当日の番組の中に掲載されるようです。


喜多流気鋭の若手、佐々木多門、大島輝久、友枝真也の三氏の会。

どうぞ御覧くださいませ。



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