2015/06/24

2015年7月の主な出演スケジュール


2日(木) 下平克宏演能の会 安宅 高崎市文化会館 18:30~





3日(金) 国立企画公演 水無月祓 国立能楽堂 18:00~





4日(土) のうのう能 Plus 玄象 矢来能楽堂 14:00~





5日(日) 中央区能に親しむ会 高砂 国立能楽堂 13:00~





8日(水) 金沢市中学生鑑賞能羽衣 石川県立能楽堂 9:00~





11日(土) 藤波能の会 松風 宝生能楽堂 13:30~





12日(日) 観世九皐会 養老 矢来能楽堂 13:00~





12日(日) 轍の会 清経 国立能楽堂 15:30頃





20日(月) 座・SQUARE 遊行柳 国立能楽堂 13:00~





26日(土) 宇都宮能 田村 宇都宮市文化会館 13:30~





28日(火) 邦楽のススメ in福岡 高砂 大濠公園能楽堂 14:00~





31日(金) 富山薪能 熊坂 富山能楽堂 18:00頃





2 件のコメント:

  1. 3日の「水無月祓」拝見いたしました。
    終曲部で殿田師おワキが宿願を果たしたというかのように深い青色の扇を2度3度あおぐ(?)所作は初めて拝見しました。
    おシテが橋掛かりでおワキを待ち、おワキに従って幕に入る退場も珍しく感じました。
    下居の姿勢を何度かおシテに向きかえる動きは、舞台を見物日常につなごうとの意図かと拝見しました。
    進行はキビキビとテンポよくさわやかなお舞台でした。

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  2. もごもご様
    コメント有難うございます。
    ワキの留の型は「勇健」と言って、晴れ晴れとした気持ちを表します。
    キリの型は演出家の要望で、二人の再会を喜ぶ気持ちを誇張した演出になっております(少しやりすぎかも)。
    下居でシテに向いたり、直したりのところは、ワキはお客様の代表であり、また神社に集まっている人の代表という意味で、ずっとシテに向いたままという演出もあるかと思いますが、ワキ個人に言っている部分と群衆の人に向かって言っているところをお客様にわかっていただけるように、シテとワキが意図的にやったものです。
    現行の単式の場合は、ワキが始めの名のりで、室の津に迎えを出し、そこに女がいないので困り、賀茂の明神へ行き、再会を願うというセリフがあるので、男が本当に(真面目に 笑)女に迎えを出したのがお客様にも分かるのですが、古本のやり方ですと、男が本当に女に会いたかったのか明確にはわかりませんね。ですから中入り前に橋掛りで一度振り返ったり、キリの仲睦まじい型になったという訳です。
    こういう企画物は演出家の意図の通りに演じるのが基本ですから、個人的な意見は控えさせていただきますね。
    ご高覧有難うございました。

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