私にとってお客様の前で演じるのは、実に3か月ぶり。
金沢で収録の舞台は2つありましたが、やはりLIVEは身が引き締まります。
能が「実盛」で、復帰戦として多少手強い曲でしたが、無事勤められてホッとしております。
今朝起きてみると、両足の付け根のあたりが筋肉痛に。
やはりいろんなところが衰えるんですね。
謡いの稽古はできても、装束を付けて舞台に座れるのは本番だけだから、仕方がないです。
大口(白くて大きな袴のようなもの)の重さを感じるようでは、リハビリが必要ですね(笑)
大口(白くて大きな袴のようなもの)の重さを感じるようでは、リハビリが必要ですね(笑)
この大変な中、お越し下さったお客様には、心より感謝申し上げます。
かなりの覚悟を持っていらっしゃったことと思います。
緊張感が、舞台にも客席にもありました。
舞台上は、囃子方は少し後ろへ下がり、切戸口は開けっ放し、ワキツレは待謡の後に切戸口から退場でした。
地謡は、6人で間を空けて、後列の前にはシールドを置きました。
感染拡大を防ぐ演じ方に関しては、色々な方々にそれぞれのお考えがあるかと存じます。
完璧な対策なんてありません。
試行錯誤をしながら、且つ厳しい道程となりますが、Withコロナの船出です。
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