能楽師・殿田謙吉が舞台活動や日常の事を綴ります。ワキ方らしく能楽五流の舞台をご紹介します。
私自身久々の出演させていただきました。通常の石橋とは違う「赤黒(しゃっこく)」という小書の新演出。宗家自ら、今まさに私たちが直面する混沌とした世界を、能楽として描き、後世に残したいという意欲作。昨年秋に東京で初演され、今回二度目の上演。私は初めてでした。
一噌幸弘氏が作曲した新しい譜に乗って、赤と黒の獅子が戦いの様相を呈した舞。よりアクロバティックな動きを交えた獅子舞に、お客様は魅了されたことでしょう。翌日の北國新聞の朝刊に、記事が載っておりましたので、ご紹介いたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿