2013/11/27

平成26年度 お年玉くじ番号付き切手


来年度のお年玉くじ番号付き切手を購入しました。
可愛いですね。

年賀状のデザインも決まりました。
表面はこの切手を貼るようにデザインされています。

来年もアッと言わせる年賀状でお騒がせしたいと思います(笑)

どうぞお楽しみに!
 
 
 

2013/11/22

2013年12月の主な出演スケジュール

1日(日) 観世会 野宮 観世能楽堂 11:00~
4日(水) 国立定例公演 梅枝 国立能楽堂 13:00~
7日(土) 朋の会 観世能楽堂 13:00~
8日(日) 宝生会月並能 野宮 宝生能楽堂 12:00~
10日(火) 坂井同門会 胡蝶 観世能楽堂 16:00~
13日(金) 銕仙会 兼平 宝生能楽堂 18:00~
14日(土) 緑泉会 喜多能楽堂 13:00~
15日(日) 喜多流自主公演 皇帝 喜多能楽堂 12:00~
代々木果迢会別会 安宅 観世能楽堂 13:00~
18日(水) 研究会 玄象 観世能楽堂 17:30~
22日(日) ユネスコによる 道成寺★ 国立能楽堂 13:30~
無形文化遺産 能楽
23日(月) さくや会
津村聡子独立二十周年
隅田川 セルリアンタワー 14:00~
能楽堂
26日(木) 七拾七年会 国栖 セルリアンタワー 19:00~
能楽堂
★はワキツレ

2013/11/14

鎮扇 ② 「姨捨」 梅若万佐晴師


11月4日に催されました 
橘香会(二世梅若万三郎 二十三回忌追善)にて「姨捨(おばすて)」を勤められた梅若万佐晴師から頂戴した扇です。


表は月、裏は姨捨山でしょうか。

「我が心 慰めかねつ更科や 姨捨山に 照る月を見て」


老女は捨て置かれた我が身を思い返し、全ては夢のように儚い世の中だからこそ、花に愛で、月に馴染んで夜遊に興ずる。

人間の魂の孤独と、それでも生きるしなやかな強さ。
真如の月は、人の心をひと時癒し朝が来る。

この扇は、老女の心情が感じられます。








 

2013/11/13

鎮扇 ① 下掛宝生流 流儀扇 「東雲霞」


鎮扇(しずめおおぎ)は能の場合、立ち方(シテ・ワキ・間狂言)以外の地謡、後見、囃子方が使う扇です。
立ち方も素襖上下、狂言の裃上下を着た時は、この扇を持ちます。
 
 
上の写真は、下掛宝生流の流儀扇「東雲霞(しののめがすみ)」です。
我々は略して霞(かすみ)と呼んでおりますが。
 
シテ方各流もそれぞれ決まりの絵柄をお持ちですので、近々ご紹介したいと思います。

 
素襖上下以外の時は、中啓(ちゅうけい)という扇を使います。
中啓は役によってほとんど決められた絵柄の物を使うのですが、鎮扇は当日の主催者がお配り扇として、出演者に配り、演者は全員がその扇を使って舞台を勤めたりします。
絵柄は主催者が自由に決められるので、同じ柄のものが出回る事はまずありません。
 
 
とても素敵な柄の扇が多くございますので、これから皆様にもご紹介していきたいと思います。
 
まず今回は流儀扇から。
 
 
 
 
 
 
鎮扇にも2種類あり、長い方を大扇(だいおおぎ)と言い、仕舞、地謡などに使います。
短い方は素謡扇(すうたいおおぎ)と言います。
舞台の素謡では大扇を使うのですが・・・
 
囃子方は素謡扇以外は使いません。乱能以外は(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013/11/09

嶂の会「実盛」申し合わせ ⇒無鄰菴

 
 

昨日は久々に朝1の「のぞみ」に乗り京都へ。
日曜日に催される 嶂(みね)の会「実盛」の申し合わせ。
 
 
終了後帰りの新幹線の時間まで、京都観世会館の近くをお散歩。


観世会館前の仁王門通りを右へ300メートルほど行ったところに、国の「名勝」に指定されている無鄰菴(むりんあん)があり拝見。
 
無鄰菴。難しい字ですね~
 
ここは明治・大正の元老山県有朋の別邸、小川治兵衛の作庭だそうです。
京都には寺社だけでなく、本当に多くの名所旧跡がありますね。
少しずつ訪れてまいりたいと思います。


市内の本格的な紅葉はもうあと何日という感じでしたが、京都の紅葉をプチ体験できました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013/11/05

NHK 古典芸能への招待 「羽衣」 放映



皆様に 能・狂言 テレビ放映のお知らせです。

本年11月24日(日) 午後9時~11時

NHK Eテレ 「古典芸能への招待 能・狂言」


能「富士山」後場のみ
金春流 シテ 櫻間右陣

狂言「富士松」
大蔵流 シテ 善竹十郎

能「羽衣」
喜多流 シテ 粟谷能夫

私は「羽衣」のワキ漁夫白龍(はくりょう)役で出演しております。
番組を御覧いただければお分かりのように、富士山の世界文化遺産登録記念という内容でしょうか。
どうか皆様御覧下さいませ。


2013/11/01

2013/11/14 下平克宏演能の会 「葵上」 ~前橋



早いものでもう11月に入りました。ラストスパートにはまだ早いですが、腰を据えてひとつずつ舞台を勤めてまいりたいと存じます。


公演情報です。
11月14日(木)午後6時半より、前橋市民文化会館小ホールに於きまして、下平克宏演能の会 「葵上」が上演されます。
東京のみならず地元の群馬でも能の普及に努めていらっしゃる下平氏の演能会ですが、今回は蠟燭能という演出です。
勿論ローソクの灯だけでは、ホール内全員のお客様が観ることが出来ませんので、若干の照明も使うのだろうと思いますが、秋の夜長、幽玄の世界を味わうには最高の舞台かと存じます。


私は「葵上」のワキ横川小聖(よかわのこひじり)の役で、葵上を苦しめる御息所の生霊を、しっかり調伏したいと思います。
萬斎氏他が演ずる狂言「佐渡狐」も本当に面白いですよ。

多分残席些少でしょう。お急ぎ下さいませ。



お申し込みは

演能の会前橋公演事務局  Tel 027-261-5353

ネット受付 www.ennou.jp