2013/04/05

兼六園 無料開園


石川県金沢市が世界に誇る特別名勝 「兼六園」

毎年観桜期には無料開園が行われています。

私としても明後日出演させていただく北國宝生能と、この無料開園がうまく重なりましたので、好天にも誘われ行ってまいりました。


兼六園横の金沢城石川門や蓮池門通りの桜が迎えてくれます。


まさに 「今を盛り」 「咲きも残らず散りも始めず」


石川門下の沈床園では、今夜の夜桜のための場所取りが始まっています。

兼六園に桂坂から入ると、まず桜ヶ岡の桜が見事です。
せっかくですので、兼六園の見どころを写真でご紹介しましょう。

徽軫(ことじ)灯籠

霞ヶ池と蓬莱島

唐崎松
雪吊りが北陸に冬を告げる

雁行橋(がんこう)橋
11枚の赤戸室石(あかとむろいし)を使って雁が列をなして飛んでいる姿に作られている。
また一枚一枚の石が亀甲の形をしているので
別名を「亀甲橋」ともいう。

根上松(ねあがりのまつ)


杜若(かきつばた)が花をつける時期が美しい


上にある霞ヶ池を水源とし、自然の水圧で通常3.5メートルの高さ。
日本最古の噴水といわれる。

碧滝
この滝が注ぐ「瓢(ひさご)池」の辺りが、最も古い箇所。



兼六園はもともと金沢城の外郭として城に属した庭でしたが、加賀藩5代
藩主、前田綱紀が「蓮池御亭」を建て、その周辺を作庭したのが始まり。
 
12代藩主斉広(なりなが)が奥州白河藩主・白河楽翁に庭園の命名を以来した。楽翁は中国宋の時代の詩人・李格非(りかくひ)の書いた「洛陽名園記」の文中から採って、宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)の六勝を兼備するという意味で「兼六園」と命名した。


さすが日本三名園のひとつ。管理がしっかりしていて見事です。
とにかく大変な人出で賑わってました。
 
この無料開園は9日までですので、これから来沢される方は、是非お見逃しなく。
たまには観光特使らしいこともしないと、県議会議長に怒られそうなので(笑)

 





2013/04/03

2013年5月の主な出演スケジュール

3日(金) 川崎・しんゆり芸術祭 羽衣 川崎市 14:00~
能と狂言 麻生市民館ホール
5日(日) 観世会 西行桜 観世能楽堂 11:00~
6日(月) 能を知る会
1部 藤 鎌倉能舞台 10:00~
2部 杜若 14:00~
11日(土) 大槻能楽堂自主公演 道成寺 大阪・大槻能楽堂 14:00~
道成寺フェスティバル
12日(日) 桐の会 遊行柳 観世能楽堂 13:00~
17日(金) 河口湖ろうそく能 巴 富士河口湖町 17:00~
常在寺
18日(土) 華曄会 通盛 観世能楽堂 13:30~
24日(金) 代々木果迢会 西行桜 代々木能舞台 18:30~
26日(日) 篁宝会 江口 石川県立能楽堂
       
   
         
   
       
     
         
 
         
         
 
         
         
   

 
 

2013/04/02

The Rolling Stones 「One More Shot」

昨年12月16日(日)にWOWOWで放映された
「The Rolling Stones 50周年記念ライヴ One More Shot」
 
もう旬は過ぎた感はありますが、休日に久々に観て、ちょっと書いておきたくなりました。
長文になるかも・・・ 
 
 
 
結成「50周年」という大きな区切りの年を迎えたザ・ローリング・ストーンズ。写真集の全世界同時発売、スペシャル・イベントの開催、各種限定商品の発売を経て、11月には、50年の全キャリアからセレクトされた究極のベスト・アルバム『GRRR!~グレイテスト・ヒッツ 1962-2012』をリリース。7年ぶりとなる新曲「ドゥーム・アンド・グルーム」「ワン・モア・ショット」をはじめ、「サティスファクション」「黒くぬれ!」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ブラウン・シュガー」「悲しみのアンジー」「ミス・ユー」「スタート・ミー・アップ」などロック史にその名を刻む名曲の数々が余すところなく収録されたこのアルバムの発表と時を同じくして、1965年のツアーを追った最初の公式フィルム『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』、50周年記念公式ドキュメンタリー『クロスファイアー・ハリケーン』という映像作品も発売。まさに「50年」の歴史を感じさせる動きとなっているが、その締めくくりとも言えるビッグ・イベントが「50周年記念コンサート」。全公演のチケットはものの数分で完売したという。WOWOWでは、世界規模でスポーツ・エンターテイメントを展開するWWEとのパートナーシップ、そしてデインティ・グループ、エンデモル社との協力のもと11月25日・29日(@ロンドン・O2アリーナ)、12月13日・15日(ニュージャージー州ニューアーク・プルデンシャル・センター)の4日のみ行われる、この超プレミアム・ライブから、最終日にあたる12月15日(日本時間12月16日)のプルデンシャル・センター公演を日本独占生放送します。
~以上WOWOW
 
 
曲順に書いていきます。
 
OPENNING
   
      ベストCD「GRRR!」の宣伝を兼ねた演出でしょう。
  真っ黒のTシャツにスパッツをはいた男女が、ドラムスティックを持ち
  リズムに合わせて登場し、パフォーマンスする。
  コメントは止めておきましょう(笑)
 
① Get Off Of My Cloud  (LP「December's Children」 1965)
 
  まずシンプルなBand編成に驚く。現在のメンバー4人に、BassのDarryl Jones
  KeyのChuck Leavell。この人は元Allman Brothersで、とてもファンキーでリズミカルな
  ピアノを弾く。70年代からの大ファンです。
  60を超えたメンバー。とっても若々しくて感激!
  邦題は「一人ぼっちの世界」ですが、「俺にかまうな!」って感じですかね。
 
② The Last Time (LP「Out Of Our Heads」 1965)
 
  米では確かSatisfactionの前にシングルとなった曲です。
  序盤はOld Stonesってところ。Woodのギターが冴えてます。
 
③ It's Only Rock'n Roll (But I Like It) (LP「同」 1974)
 
  この辺りから徐々に乗ってくる。中学時代によく聴いた曲なので、想い入れがあります。
  バックコーラスの二人(Bernard Fowler、Lisa Fischer)の声はするけど、まだステージ
  には出てきてません。これもシンプルな編成を強調するための演出でしょう。
 
ここでMickが会場の皆にTVで放映していることを言い、生放送を観ている各国の視聴者に挨拶。
 
④ Paint It,Black (LP「Aftermath」 1966)
 
  メンバーはこの曲に誇りをもってる気がしますね。
  前曲に引き続き、イントロはKeithがフロントで弾き始める。
  実に絵になる男です。
 
⑤ Gimme Shelter (LP「Let It Bleed」  1969)
 
  この曲からコーラスの二人がステージへ。
  途中からLady Ga Gaがゼブラ風のSexyなコスチュームで登場。
  今こんな衣装を着れるのはこの人ぐらいでしょうね。
  このところこの曲は、MickとLisaの掛け合いが見せ所ですが、今回はGa Gaに譲った
  感じです。
  GaGaは派手な衣装やパフォーマンスが話題になりがちですが、実に歌も上手いし、感心
  してます。
  Just A Kiss Away!
 

⑥ Wild Horses (LP「Sticky Fingers」 1971)

  この曲大好きです。スローの名曲。
  Mickのなんと色気のあること! もう60半ばですよ。

  信じられません。声もまったく衰えなし。

⑦ Going Down (by Freddie King)

  さあBlues Time!
  John Mayer と Gary Clark Jr. の登場。
  Johnは今注目の米のシンガーソングライター・ギタリスト。
  Garyも同じく米で、実にパワフルなソール系ギタリストです。

  ギタリスト4人のソロが圧巻。観客も熱狂


⑧ Dead Flowers (LP「Sticky Fingers」 1971)

  ソングリストから外れている12曲をBand側が前もって選び、その中で会場の客のリクエスト
  が一番多い曲を演奏するコーナーなのでしょう。多分。
  数多い裏ドラッグ系のカントリー・ロック。
  私の故郷 金沢・小松のロックバンド「めんたんぴん」も初期のLiveでよくやってましたね。
  後ろのスクリーンには、Oldアイドルの姿が写し出されてます。

⑨ Who Do You Love (by Bo Diddley)

  The Black Keysの登場。
  彼らは米オハイオ州出身のガレージ系ロックバンド。ダン(Vo,G)パトリック(Ds)の二人組で、  グラミー賞をもう7回受賞してます。

  この曲は ロニー・ホーキンスとThe Bandの演奏が印象強いです。



⑩ Doom And Gloom
⑪ One More Shot (CD「GRRR!」 新曲)

  ここで新曲を2曲。いずれもカッコイイ!

⑬ Miss You (LP「Some Girls」 1978)

  3曲続けてMickがギターを持ってるので、予想通りの曲。
  大ヒットしたディスコ調ですが、僕のStoneベスト30には入ってこない曲です(笑)
  DarrylがさすがJazz系らしく、ファンキーなベースラインを展開。
  前メンバーのBill Wymanよりテクニックはかなり上。
  そこへSaxのBobby Keysが参入。Stonesの準メンバーですね。
  この人もかなりの齢ですが、Stonesに刺激されてか、バリバリ現役です。


⑫ Honky Tonk Women (オリジナルLPには未収録 1969)

  My Best 3に入る曲。
  あのカウベルの音、Keithのイントロを聞いただけで、身体が動き出します。
  ライ・クーダーのアイデアを盗んだ曲だなんて言われますが、そんなの関係ネエ!
  Chuckのピアノ・ソロもいかしてます。


メンバー紹介の後、お待ちかね Keithコーナーです。

⑬ Before They Make Me Run (LP「Some Girls」 1978)
⑭ Happy (LP「Exile On Main St.」 1972)

  長い拍手に照れる、僕の永遠のアイドルKeith。ほんとにシャイな人です。
  初来日の東京Liveでの感動が想い出されます。Woodもテンション高い。



⑮ Midnight Rambler (LP「Let It Bleed」 1969)

  Mick Taylorの登場です。これは嬉しい。
  KeithやWoodと違ってテクニック系ですが、ここでは熱いブルース・ギターを披露。
  Keithも再会、共演を楽しんでるようです。
  でももっと一緒にやってほしかったなあ。Mickのハープもさすが!
  このLiveのハイライトかも。




⑯ Start Me Up (LP「Tattoo You」 1981)

  記憶に残る初来日時のオープニング曲。
  Woodのギターが本当にかっこいい!

⑰ Tumbling Dice (LP「Exile On Main St.」 1972)

  驚きの飛び入り、Bruce Springsteen。
  パフォーマンス的には今イチですが、よくぞ出てくれました。Keithも嬉しそう。

  これもMy Best 3の曲です。
  僕はシンコペーションの曲が好きだなあと改めて思います。

 


  
  
 ⑱ Brown Sugar (LP「Sticky Fingers」 1971)
 
  ここまで来ると、もう怒涛のLiveです。
  中学時代、こんなカッコイイ曲があるのかと驚きました。
  Wo!の時のライティングがいいんですよね。
 
⑲ Sympathy For The Devil (LP「Beggars Banquet」 1968)
 
  Mickの黒いファーのガウンがカッコイイ。
  Mickのヴォーカルって上手いんだなあって感じます。
  ここで一旦終了。後はアンコールってことかな。
 
⑳ You Can't Always Get What You Want (LP「Let It Bleed」 1969)
 
  混成合唱団がステージの両側で、アカペラでメロディを歌うと、ギターの音が入ってくる。
  にくい演出。この曲も好きです。美女のコーラス隊も後ろで踊りながら歌ってます。
 
この後はお決まりの、Jumpin' Jack Flash と Satisfaction。
約2時間半に及ぶLiveでした。
 
 
 
 
総括としては、まずもってメンバーが声、演奏共に全く衰えを見せず、世界最強の言葉に異論なし。でもLondonで共演したBillの姿を見れなかったのが少し残念です。
あの細い身体には驚きと同時にシンパシーを感じます(笑)
リハをきっちりやった上でのLive。来日してくれないかなあ。
可能な限り、追っかけますよ。



時に能の投稿は気が重くなるのに、Musicとなるとスラスラ書けるのは困ったものです。ごめんなさい。
皆様、長々お付き合い、有難うございました。

NO MUSIC, NO LIFE!
 


 
 

2013/03/29

2013/4/7 春の北國宝生能



曲目、主な配役は以下のとおりです。

能 「花月」 シテ高橋右任 ワキ苗加登久治 アイ野村祐丞
狂言「清水」 シテ野村 萬 アド野村扇丞
能 「源氏供養」 シテ佐野由於 ワキ殿田謙吉
仕舞「難波」 島村明宏
仕舞「藤戸」 大坪喜美雄
能 「船弁慶」 シテ宝生和英 ワキ宝生閑 アイ炭哲男



子供の頃より出演させていただいておりますこの会ですが、いつも4月の第一日曜に催され、時期的にはまだ寒く、会の1週間後に金沢の桜が咲き始めるというイメージでしたが、今年は4月7日ですと散ったあとかもしれません。
こんなところでも気候の変化を感じます。


今年は観阿弥生誕680年、世阿弥生誕650年に当たります。
我々能楽師は、時代の変化に順応しつつ、これからも続く長い能楽の歴史の
通過点にいる者として、しっかり演じていくことが使命と思っております。
どうぞご高覧下さいませ。



2013/03/19

「第1回 下掛宝生流 能の会」 満員御礼

「第1回 下掛宝生流 能の会」

満員のお客様の御来場、誠に有難うございました。

本来 、本番組は当日会場へお越し下さった方のみにお渡しし、ご覧いただくものですが、流儀としてこの会を催すに当たり、ただ「檀風」の伝承だけではなく、実は流儀の大先輩や相談役を長年お勤めくださっておりました日暮里・善性寺前ご住職のご追善の意も込めての催しでしたので、特別にご紹介させていただきます。

但し複製は禁止です。

 
 
 
 
 
松本先生、森茂好先生と共に、亡父が並ばせていただけます事、
家元始め、皆様に心より御礼申し上げます。
 
父はたまに東京や関西の催しに出演しておりましたが、
主な活動は北陸でしたので、父の顔を初めて見た方も多いかと
存じます。
 
 
今回「檀風」の本間三郎役を勤めさせていただき、
大変光栄に存じております。
御目だるい点、多々あったかと存じますが、
お蔭様でなんとか無事勤めることができました。
皆様に改めて御礼申し上げます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2013/03/07

2013/3/17 下掛宝生流 能の会 ~素謡「経政」



3月17日 下掛宝生流 能の会
国立能楽堂 午後2時始め

我々も「メインは、能<檀風>」です」と申し上げてはおりますが、実はこの会を始めた趣旨の1つに、下掛宝生流の謡を素謡で1曲じっくり聴いていただこうという目的があります。


下掛宝生流は三流(福王、高安、下掛宝生)あるワキ方の流儀ですが、我々は能の中で、ワキという役を勤めるだけではなく、流儀としての独立した謡本を持ち、流儀独自の謡を持っております。



江戸幕末から明治にかけて、もちろん今でも、流儀の謡を愛していただいた方々は数多くいらっしゃいます。
シテ方諸流との比較を申し上げるつもりは勿論ありません。
しかし流儀の謡が、シテの謡所でも地の謡でも、独特の謡いぶりを厳然として保持していると自負しております。




素謡「経政(つねまさ)」は約30分の小曲ですが、家元のシテ、大先輩野口師のワキ、欣哉師を地頭にしての地謡をどうぞお楽しみくださいませ。
当日会場にて、「檀風」「経政」の流儀の謡本2冊を販売いたします。
値段は忘れましたが、1500円前後でしょう。



まだ残席はございます。
シテ方とは違ったワキ方の流儀の素謡や秘曲「檀風」をご鑑賞くださいませ。






 






2013/03/06

2013年4月の主な出演スケジュール

7日(日) 北國宝生能 源氏供養 石川県立能楽堂 13:00~
13日(土) 国立普及公演 自然居士 国立能楽堂 13:00~
同 天祖神社 薪能の夕べ 羽衣 天祖神社(常盤台) 17:30~
14日(日) 観世九皐会 知章 矢来能楽堂 13:00~
同 小早川泰士 石橋 観世能楽堂 13:00~
二十三回忌追善能
21日(日) 梅若会 柏崎 梅若能楽学院 13:00~
27日(土) 観世九皐会 別会 烏帽子折 国立能楽堂 13:00~
28日(日) 喜多流職分会 石橋 喜多能楽堂 12:00~
特別公演