石川県金沢市が世界に誇る特別名勝 「兼六園」
毎年観桜期には無料開園が行われています。
私としても明後日出演させていただく北國宝生能と、この無料開園がうまく重なりましたので、好天にも誘われ行ってまいりました。
兼六園横の金沢城石川門や蓮池門通りの桜が迎えてくれます。
まさに 「今を盛り」 「咲きも残らず散りも始めず」
石川門下の沈床園では、今夜の夜桜のための場所取りが始まっています。
兼六園に桂坂から入ると、まず桜ヶ岡の桜が見事です。
せっかくですので、兼六園の見どころを写真でご紹介しましょう。
徽軫(ことじ)灯籠
霞ヶ池と蓬莱島
唐崎松
雪吊りが北陸に冬を告げる
雁行橋(がんこう)橋
11枚の赤戸室石(あかとむろいし)を使って雁が列をなして飛んでいる姿に作られている。
また一枚一枚の石が亀甲の形をしているので
別名を「亀甲橋」ともいう。
根上松(ねあがりのまつ)
杜若(かきつばた)が花をつける時期が美しい
上にある霞ヶ池を水源とし、自然の水圧で通常3.5メートルの高さ。
日本最古の噴水といわれる。
碧滝
この滝が注ぐ「瓢(ひさご)池」の辺りが、最も古い箇所。
兼六園はもともと金沢城の外郭として城に属した庭でしたが、加賀藩5代
藩主、前田綱紀が「蓮池御亭」を建て、その周辺を作庭したのが始まり。
12代藩主斉広(なりなが)が奥州白河藩主・白河楽翁に庭園の命名を以来した。楽翁は中国宋の時代の詩人・李格非(りかくひ)の書いた「洛陽名園記」の文中から採って、宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)の六勝を兼備するという意味で「兼六園」と命名した。
さすが日本三名園のひとつ。管理がしっかりしていて見事です。
とにかく大変な人出で賑わってました。
この無料開園は9日までですので、これから来沢される方は、是非お見逃しなく。
たまには観光特使らしいこともしないと、県議会議長に怒られそうなので(笑)
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