2020/07/01

氷室饅頭 & 8/5国立定例公演「氷室」

昨日は夏越の大祓ということで、どうしても「水無月」が食べたくなり、近所の浦田さんへ買いにいったのですが、すでに売り切れで、それではと1日先走って氷室饅頭をいただきました。

浦田甘陽堂
今日はこちら「たろう」笑



私はこの時期の金沢の和菓子の流れ(若鮎、水無月、氷室饅頭)が大好きです。


石川の菓子として夏の風物詩といえる氷室まんじゅう。
金沢では藩政のころ、6月1日(現在7月1日)は徳川幕府に氷室の氷を献上する日と決められていました。
江戸まで無事に氷が届くようにと、供えられた氷室饅頭は、氷室の節句に大切なものの無事を祈り無病息災を祈って麦まんじゅうを食べる習慣として広がりました。
娘の嫁ぎ先へ、ちくわや炒り米を添えて届ける風習もあります。
はじまりは享保年間、五代藩主前田綱紀公の時、金沢の生菓子屋、道願屋彦兵衛の創案といわれています。
饅頭屋が生み出した百万石文化です。


氷室つながりで、舞台紹介です。
国立能楽堂も本公演から再開します。
このコロナ禍で、客席が市松模様になっているため、通常販売する席数の半分以下です。
空席状況は国立劇場チケットセンターにお電話でお尋ねくださいませ。

国立劇場チケットセンター 0570-07-9900

7月8日 国立能楽堂定例公演
狂言「瓜盗人」能「氷室」
午後1時開演
ワキで出演させていただきます。
 






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