150年ぶり復活 「御松囃子」
日時 平成27年1月2日(金) 12:30~14:00
場所 金沢能楽美術館 3F 研修室
金沢市広坂1-2-25
対象 一般鑑賞者
入場料 無料
主催 公益財団法人 金沢芸術創造財団
金沢能楽美術館
協賛 公益社団法人 金沢能楽会
金沢藩における年中行事の内、最も重要なものに、正月二日の夜の謡い初めの式があった。
松囃子とも言われたが、元来松囃子とは、松の内に行う囃子という意味で、古く室町時代では、笛・太鼓・鼓ではやし、美しい装束と付けた児たちが、鞨鼓(かっこ)を打ちながら踊るものであった。
江戸時代では、幕府が正月三日夜に行う謡い初めをさすようになり、加賀藩でもそれにならったのであろう。
諸侯在国の正月は、お手役者筆頭の竹田権兵衛が京から下って「四海波」を謡っていた。
しかし次第に国事多端となってきた故か、文久3年(1863年)から年頭の諸儀を簡略にし、謡い初めも廃止された。
金沢に花開いたもう一つの武家文化・能楽として、150年ぶりに「御松囃子」を復活し、金沢能楽美術館で鑑賞されるお客様と能楽師が特別な時間を共有し、新年を寿ぎます。
皆様のご来場をお待ち申し上げます。
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