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観阿弥生誕680年、世阿弥生誕650年を記念して
観世会が企画した異流共演の公演 能「大原御幸(おはらごこう)」
シテツレ法皇に金剛流宗家 金剛永謹師をお迎えした配役。
私は番組には載っておりませんが、ワキツレ大臣役でした。
異流共演は、すべての曲で可能なわけではありませんが、曲の芸術性を高める意味において必要ならば、もっとあってもいいのかもしれません。
もちろん国立能楽堂の公演やいろんな所で、既に行われています。
流儀のトップ、代表者だけではなく、実力を蓄えた能楽師ならば誰でもできるような寛容さが大切と感じます。
但し能楽の秩序はしっかり守らなければいけません。ただ闇雲に共演するだけでなく、能楽師個人個人が慎重に検討し、各流儀の御宗家が許可するシステムも大切です。
異流共演によって、能楽ファンが芸術的、文学的な能の魅力を再発見されるような企画が増えてくることを望みます。
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