朝土曜日の華曄会「通盛」の申し合わせの後
日本橋の三井記念美術館へ。
河鍋暁斎の能・狂言画展 (かわなべ きょうさい) http://www.mitsui-museum.jp/index.html
皆様も是非ご覧になって下さいませ。
江戸時代後期に狩野派絵の修業をし、自ら狂言も習い、小さいながらも能舞台を持っていたと言われる暁斎。
今にも絵から役者が飛び出してきそうなほど、息使いまでも感じられる。
実際の能・狂言に忠実であり、繊細。その曲のBestの場面を大胆に描写された絵は、見事としか言いようがない。
役者自身じゃないと、ここまでは描ききれないでしょう。
妖怪や風刺画の絵師と認識されることが多いが、実は作域の広い絵師であることが分かる。
私などがあれこれ申し上げるより、とにかく見ていただきたいです。
能・狂言を観たことのない方も、この絵を見たら必ず能楽堂で実際の能楽を観てみたいと思われる筈です。
おっと観光特使の仕事もしなきゃ。 石川県金沢市の能楽美術館にも、一部が巡回するそうですよ。 お楽しみに! |
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