先生は金沢能楽会所属の宝生流能楽師。私の一回り上の亥年生まれです。
私が小学生低学年で初舞台前の頃より、当時の金沢市・広坂能楽堂にて遊んでいただきました。父と一緒に楽屋に行っても、子供にとっては少し怖いと感じられた能楽師の方々が多かった中で、唯一と言っていいほど年が近く、遊んでくれた先生でした。
また私の父と馬が合ったのでしょう、いつも父の側にいてくださり、ワキ方の装束付けのお手伝いもしてくれていました。
私にとっては兄貴のような存在でした。
なんと今回は五十周年記念。誠におめでとうございます。
右門会の益々の発展、ご子息憲正師とともに、60周年、70周年と重ねていかれることをお祈り申し上げます。
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