能楽師・殿田謙吉が舞台活動や日常の事を綴ります。ワキ方らしく能楽五流の舞台をご紹介します。
石川県・国民文化祭リーディング事業の加賀宝生能特別公演は、令和5年11月19日(日)、金沢市の石川県立能楽堂で開かれ、宝生流宗家の宝生和英師が10年ぶりに「道成寺」を務めた。翌日の北國新聞にも掲載されていました。全席抽選で選ばれた370人が観能。私はワキの道成寺の住僧でした。私も金沢市で道成寺のワキを勤めるのは実に久しぶりでした。道成寺はやはり大曲。お客様の緊張感も格別で、我々演者も集中度が高まりますね。
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