11日は山形新幹線で、山形市東北芸術工科大学へ。
大学内にある水上能楽堂「伝統館」にての薪能「融(とおる)」。シテ観世銕之丞師。
今回初めてお邪魔させていただきました。
本当に素晴らしい舞台です。
5時半より解説、山本東次郎先生の狂言「泣尼」のあとの上演。
「融」の開始は6時半頃。
舞台から我々役者には、山形市内が一望でき、向こうには月山(がっさん)が眺望できます。
道行を謡いながら夕日がちょうど月山の辺りに沈むのを見ると、西方浄土の風情を感じます。
お客様よりワキの私の方が、四方の景色を楽しみながら、勤めさせていただいたかもしれません。
日が沈みきると、幻想的な薪の灯りの世界。
本当に素敵なシチュエーションの舞台でした。
最終の山形新幹線の乗り、東京へ。
現地滞在時間は3時間半(笑)
帰りはお決まりの 「牛肉どまん中」です。
さあいよいよ明日からNYへ。行ってきま~す。
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