鎮扇 ④ 「檜垣」 梅若長左衛門師
先月(3月)21日、梅若会別会で能「檜垣」のワキを披かせていただきました。
おシテは梅若長左衛門師。師より頂戴致しました扇をご紹介します。
水浅葱地に浮かぶ雲の中に、梅の花やつぼみが描かれています。
雲の部分は、表が金地、裏が銀地。
左側にはしっかり檜垣模様も入ってます。本当にさわやかで綺麗な扇です。
えっ なんでどっちが表かが分かるの?って?
それは絵じゃなくて扇の骨を触ると分かるんですよ。
扇の絵と要の間の部分を、親指の平らな所で、ゆっくり擦ってみると、スベスベしている方が表、少しザラザラしている方が裏なんです。
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